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高級車と軽自動車 

やっぱり高級車と言われるもののオーナーになってみたいですね。私はそのようには思いませんけど。

何を以て高級車と呼ぶのでしょう。価格が高い、ブランドものだから、排気量が大きく力があってスピードがでる。スタイリング抜群の優等生。そうしたものにあこがれるのはごく普通の成り行きです。しかし考えてみてください。自分の家の車庫が小さくて家族数も少なく高いガソリン、もろもろの維持費がかかる大食いを、私の身でどうしてほしいと思うのでしょう。

性能にはもろもろの目的に適した値があります。オーバースペックはかえって持つことにつらさを伴います。「身の丈を考えて」昔の人は実に良いことを言ったものでした。貧乏人の負け惜しみではありません。すべての物には適切という値がある事をもう一度考え直してみましょう。

商品開発を行う時もまったく同じ問題を論じなければなりません。用途にはまった商品がどうして失敗を恐れる必要があるでしょうか。目先にとらわれて背伸びしたが故に目的を見誤ったら目も当てられませんから。

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