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人間て なんだ? 続き その 5

前回書ききれなかった物を持つ優越感に付いて考えてみます。

 

人は弱肉強食の動物ですから、他人より少しでも力を付けたいと思います。物を増やす事は自分の力を増強すと勘違いをしてしまう場合が多く、増やす事だけで安心してしまうのでしょう。

もう一つはステータスシンボルと物を重ね合わせてしまう事です。他人は持っていない、またはより優れた機能や価値観によって他人と差別する気持ちを満たします。より強い人間になったと思い込んでしまいます。

商品開発はその気持ちを利用して購買欲をくすぐる手法が良く使われています。客観的に考えればあまり好ましくない手法と言えますが、表立った害を即他人に与えるわけではありませんから通常は容認されているのでしょう。

人の気持ちは千差万別で個々を推し量ることは不可能に近く 従って商品開発を行う時趣向の平均値を見出そうとする事もやむおえませんが、商品開発者はここでひと頑張りして一歩進んだ考え方や機能を見出す努力を行うべきではないでしょうか。

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