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人間て なんだ? 続き その 2
私の現在の気持ちをご紹介します。
前にも書いたように今ではほとんどほしいものが見当たらなくなってしまいました。どこかへ出かけてきらびやかなショッピングウインドウを眺めても全くと言ってよいほど購買意欲は沸いてこないのです。
今まで、すべての欲しいものを手に入れつくして身の回りが飽和状態になってしまったのでしょうか? そのような大それたことはありません。第一私は裕福な家庭に暮らしていませんから。
年齢を重ねるごとに新しい環境になじめなくなってしまったことが正直な種明かしです。
決して褒められたことはありませんが、生活環境と一個の物のつながりは厳密なことがわかってきました。改めて物は個では存在意味を持たないことを理解していただきたいのです。
お店で販売されている商品の価値魅力を少し掘り下げてみましょう。
対価に見合った存在価値を有しなければなりませんがお金が内包している力はいったい何だと思いますか? 一般に労働又は個人的な努力の対価として手元に残るものです。自分が汗水たらした結果と見合う価値観、便利さ、持つ優越感を感じるものでなければ適切な販売価格を持っている商品とは言えません。
人の生活は商品を含めたすべての環境とバランスの取れていることを要求します。環境と一商品は切っても切れない関係にある所以です。
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