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このページの写真は、私がプロダクトデザインを手掛けたもっとも初期の作品で かれこれ50年近く前に携わった仕事ですが、この時点で私のデザインに対する方向性は定まっていました。

人間工学重視、製造の簡素化、量産性、可能な限りの要素簡素化、共通部品使用で実現した総合低コスト、そして魅力を求めたフォルム等を重要視しています。

 

例えば左側に固まっている写真の放送局用音声卓のデザインは、当時溶接板金で組み上げていた筐体をアルミサッシ構造部材と塗装を省いたボンデ鋼板を採用した量産性と総合低コストを要求されたNHK放送界から求められた仕様を満足して完成されたものでした。

右上の小さな工業用CCTVカメラは、初期投資を抑えるために樹脂の金型をほとんど使わず一定厚のアルミ板金加工のみによって構成されたハウジングを採用しています。

右下2枚の写真は車載放送局専用VTRで大型と同等の性能、規格をコンパクトにまとめることに成功した例です。

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