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物である以上、必ずそのものの形(外形)が存在します。
適切な、あるべき姿を探るのが、プロダクトデザインの仕事ですが、実は社会に有益な事柄は、形ある物ばかりでない事にも気が付かなければなりません。
しかしこのサイトでご紹介できるのは、有限な物質の形を探り当てる事しかできません。具体的にはどのような手順が必要なのでしょう。
ここに1本のオーディオプレイヤーに使用するアームの写真があります。音楽の陶酔に浸る時の手順を助ける道具ですが、物理的な機能のみを果たす役割だけがあればよいのでしょうか。物とかかわる親しみがほしいと思うのは私ばかりではないと思いす。
たまたま私はこのオーディオアームをデザインする時、マイクロメーターの正確さを頭に描きそれに匹敵する確かさをイメージしてしまいました。その答えが万全であるとは申せませんが、人の心の中には実用のみでは満たされない何かが存在することも事実だろうと思います。
形として表現される現実は、人が使う物であるからこそ一筋縄では解決しない要素が含まれています。
人の心奥底を探る工程そのものがプロダクトデザインと言う仕事の大半を占めているのかもしれませんが 作業の残り、実用性や生産性 耐久性も忘れてはならない検討要素です。この点もプロのデザイナーに相談すべきだと思います。
この赤いカバン、私の目印です。もし貴方とお会い
する機会があったらすぐに私を見つける事ができます。
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